語学の習得スタイルの1つの考察 2

例えば、イタリアに留学すれば、日常生活すべてがイタリア語になるため、強制的にアウトプットが増えます。つまり、常に実践環境の中にいることができます。様々な人のイタリア語(その土地の訛り、専門分野、職業別、その話者個人の癖・傾向など)に触れることで、リスニング力が飛躍的に伸びます。また、多様なイタリア語に対するリスニング能力も得られます。数年の滞在でイタリア語で生活できるという成功体験を得られるので、自信を獲得できます。留学には日本国内では得られない多くのメリットがあると考えます。
基盤・土台を日本語を通して構築してから実践環境に挑戦するので、挫折やトラウマを防げられるので、安心感があります。効率性の面で、基礎力と実践力を順序立てて伸ばすため、学習効率が高いと思います。正確さと自然さの両方を身につけられるので、バランスが良いと考えます。このように二段階方式には様々な強みがあると考えられます。
このような方法は基盤を日本人の先生で固め、応用を留学で磨くという 最もバランスの良い学習戦略であると思います。日本人の先生から理解と正確さ、留学では自然さと実践力です。

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