リトミック・レッスンについて!!!!

これまでリトミック・レッスンとはどんなアプローチがあるかをいくつか解説してきました。そこで、リトミックを実際どんなものとイメージすればよいかを端的に言うと“子供のためのソルフェージュ”と考えてほしいのです。また、以前も述べたのですが、お遊戯のようなものがリトミックではないということです。
それではソルフェージュの具体的な科目について解説します。ソルフェージュの科目は大きく分けて、聴音、新曲視唱、楽典(音楽理論)、語学修得とこの4つから成り立っています。
聴音とは、先生がピアノでメロディーなどの弾いたものを、生徒がそれを聴いただけで五線譜にそのメロディーなどを書いたり、またはそのメロディーを即時歌唱するというものです。さらに具体的に解説したいと思います。
聴音には旋律聴音、2声聴音、3声聴音、4声聴音があります。
旋律聴音とはある一定の長さのメロディーを聴き、それを五線譜に書き取ります。つまり、単旋律(1つの旋律)を聴き覚え、書き取るということです。これには即時歌唱によるものもあります。つまり、弾かれたメロディーをその場で覚え、すぐに歌うということです。この旋律聴音は上級者になるとかなり複雑なメロディーを聴くことになります。
2声聴音は2つの和声的な関係にある旋律を同時に聴き、その2つの音楽を同時に五線譜で書き取っていきます。2つの音楽が同時に弾かれるのです。また、1つが旋律的で、もう1方は伴奏的なこともあります。
3声聴音は、3つの和声的な関係にあるメロディーを同時に聴き、それらの音楽を同時に五線譜に書き取っていきます。4声聴音も3声聴音と同じで、4つの和声的なメロディーを同時に聴き、4つの音楽を同時に五線譜に書きていきます。この3声聴音と4声聴音には密集型と開離型があります。簡単に解説しますと、密集型は音がくっついているもので、開離方は音同士が離れているものです。
また、2声・3声・4声聴音も旋律聴音と同じで、同時に聴いた複数のメロディーから1つだけを即時歌唱するということをします。あくまでも音楽が同時に弾かれている中で、それぞれを聞き覚え、先生が指定した1つを歌います。
続きはまた次回 ciao ciao😊👋🌟🌟🌟🌟

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