J-popはクラシック音楽…!?

私は日本のポピュラー音楽が音楽様式の観点から考えるとクラシック音楽であると考えます。なぜなら、日本のポピュラー音楽は西洋音楽の17世紀から19世紀に完成した様式を使用して作曲されているからです。つまり現代音楽ではないということです。
17世紀から19世紀に完成した様式とは、非常に簡単に解説すると旋律(主題、中心音)があり、その旋律を和声で支える様式のことです。さらにすごーく単純に言うとメロディーと伴奏が明確に分かれている音楽、と考えてみても良いかもしれません。調性がその代表的な例と考えられます。調性とはハ長調、ト長調、嬰ハ短調、ニ短調などことで、楽譜の始めに♯(シャープ)や♭(フラット)が数個ついているのが確認できます。
現代音楽は皆さんが考えている、いわゆるクラシック音楽の分野に属し、現在も作曲家が研究を続け、新しい音楽様式や音楽表現方法などを創り出している音楽です。
クラシック音楽のクラシックという言葉を古典という意味とし、音楽様式の立場から考えると、J-popがクラシック音楽になり、クラシック音楽の分野の現代音楽がクラシック音楽に属さない現代音楽になるのです。このように考えると、よく日本のポピュラー音楽をクラシック風に編曲したという楽譜やクラシック風に演奏するということが言われることがありますが、もともとクラシック音楽なのですから、クラシック風という表現は適していないということになります。
つまり、音楽様式においては、日本のポピュラー音楽も、皆さんがイメージするクラシック音楽(17世紀から19世紀半ばまで)もあまり変わらないとなるのです。
観点を変えると非常に興味深いことが発見できますね。😃😉😊!!!!

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