マッサ・カンタービレ~ミュージック・スタディ~ 73

春はもう始まっている、と暦は淡々と告げています。けれど、朝の空気に頬を刺されるたび、まだ冬の端に立っているような心地になります。
いつもの春なら、庭先にふわりと舞い降りるはずの蝶たちも、今年はどこかで足踏みをしているらしいのです。彼らの羽ばたきが訪れないだけで、少し静かに、そして少し寒く感じられます。

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