
アルス・ノーヴァは後のイタリア音楽へも影響を与えたと考えられています。
ルネサンス・マドリガーレの基盤を形成され、イタリア語芸術歌曲の伝統が16世紀のマドリガーレへ直結して、詩と音楽の融合という美学が継承され、旋律中心のイタリア音楽語法が確立されました。アルス・ノーヴァの作曲家たちの叙情的旋律が、15世紀のフロットラ、ルネサンス・マドリガーレ、モンテヴェルデの初期オペラへと連続的に受け継がれていきました。また、フィレンツェを中心とした都市文化の伝統が音楽と結びつき、ルネサンス宮廷文化へも発展しました。
イタリア・アルス・ノーヴァは、古代ローマの声楽文化、中世の聖歌、都市の俗謡・詩歌、記譜法の革新という長い歴史の積み重ねから生まれた、イタリア独自の芸術歌曲文化の百花斉放と思われます。









