バルダッサーレ・ガルッピ 3

ガルッピが確立したオペラ・ブッファの様式は喜歌劇の標準化を促進し、後世の作曲家に多大な影響を与えたと考えます。パイジェッロ、チマローザ、モーツァルトなど、18世紀後半の歌劇作曲家たちがガルッピの形式を継承、そして発展させてたと思われます。イタリア音楽への影響も大きかったようです。
ガルッピは、バロック後期から古典派への移行期に活躍し、古典派の明快な形式感や旋律美の基盤を築いた作曲家と位置づけられていると考えられます。ガラント様式の普及、明快で調和のとれた楽曲構造、劇音楽における自然な物語展開は、サマルティーニやカール・フィリップ・エマヌエル・バッハらと並び、古典派の成立に寄与した重要な要素で、彼は古典派音楽への橋渡し役と思われます。

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