
音楽はその場での時間的展開と過去の時代・時間の再現性が同時に存在します。そして、音楽という芸術は時間性、再現性、出来事性、存在論が軸となっています。また、クラシック音楽の本質は再現性、歴史性、現在の身体性などを統合するところにあります。過去の音楽文化が現在の空間で出来事として立ち上がり、完全な再現ではなく、現代の身体性と解釈が介在して、時間の流れの中で意味が展開し、歴史と現在が重層化します。過去(作曲された当時、作曲された時点など)の音楽が現在の、目の前の空間で時間的に再展開されます。
つまり、時空共鳴芸術、時間層位的芸術だと考えます。







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