近代…イタリア音楽19

バロックやルネサンス期の舞曲形式のパッサカリア、ガリアルドなどを現代的な管弦楽で再構成して、古典舞曲や様式の再構築を試みました。古風な舞曲とアリアなどが例と挙げられると思われます。
グレゴリオ聖歌や古典旋律などの宗教的な旋律や古楽の主題を引用し、荘厳で神秘的な雰囲気を創り出しました。グレゴリオ聖歌によるプレリュードなどがあります。
古楽と新古典主義の融合という視点で、様式の自由化と表現の展開を古典的な型にとらわれず、自由な構成で物語性を際立出せていると考えます。交響詩という分野において、音楽で歴史や風景を物語る技法を確立したと思います。

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