近代的ピアノの出現10。

ハイドンはイギリス方式ピアノが音域が広かったこともあり、3度高い音を使用したり、様々な和音の対比を絶妙に活用したり、ペダルを繊細に利用したりしました。ピアノは着実に音楽界での地位を高め確立し、19世紀にはそれまでのチェンバロでは演奏できない、ピアノ独自の華やかな音楽が展開されるようになりました。