マッサ・カンタービレ~ミュージック・スタディ~ 97

梅雨入りの気配が近づくと、空気はどこか重たく、心もふと気怠さを帯びるように感じます。雨に濡れた景色は美しい一方で、日々の行動に少しだけ精彩を欠く瞬間も訪れます。
そんな時期でも、アリサカスクールのフラワーガーデンに咲く花たちは、いつも変わらず凛とした姿を見せてくれます。雨粒を受け止めながらも、まっすぐに立ち、静かにその存在を輝かせているのです。
そのきりっとした佇まいを目にすると、こちらまで背筋が伸びるような気持ちになります。花たちは言葉を持たないけれど、その姿勢から「どんな時でも自分らしくあればいい」と教えられているように思います。
季節に揺らぐ心をそっと支えてくれるのは、いつも身近にある小さな自然の強さなのかもしれません。

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