

花壇にそっと降り立った小さな訪問者が、季節の始まりを告げる鐘のように思えました。アリサカスクールのフラワーガーデンに今年最初に現れたその昆虫は、花弁の上で身を揺らし、まるで花と秘密の言葉を交わしているかのようです。
やがて蝶たちがふわりと舞い込み、庭の色と香りを確かめるように花々を巡っていきます。その姿は、庭の鼓動をそっと確かめる小さな旅人のようでもあります。
昆虫と花のあいだには、人には感じられない微かな対話が流れているのかもしれません。風の隙間に広がる、私たちの知らない世界。その気配に耳を澄ませたくなります。
今年もこの庭で、蝶たちが蜜を味わい、軽やかに空へ戻っていきますように。彼らの羽音が、花々とともに庭をいっそう輝かせてくれます。









