イタリア音楽のロマン派期の歌声への熟考

ロッシーニは細かい装飾音のようなコロラトゥーラを多く活用して、明快で軽快な楽句や動機、敏捷な動きのアジリタを中心に音楽を組み立てていると思われます。
歌声の性質は華やかに、快活に、機敏で技巧的であると考え、歌手の技量を最大限に引き出す書法で作品を書いていると考えます。
ロッシーニは歌声を楽器の視点から捉え、感情を声の輝きと技巧で表現しいると考えられ、声について表現力豊かな技巧芸術であるという美学を持っていたと推測します。

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