カメラータのギリシア音楽に関する熟考 2

カメラータの考え、主張、意見は、主にアリストクセノス、プラトン、アリストテレスなど古代ギリシアの文献に立脚していて、実際に参照できた音楽作品・資料は限られていたと考えられています。
そして、音楽学者のジローラモ・メイのギリシア悲劇は単旋律で歌われ、強い感情表現を持っていたという主張が、カメラータの思想の基盤となったとされ、メイの研究がカメラータに大きな影響を与えたと思われています。
また、カメラータはルネサンス人文主義の影響を受け、古代ギリシアは理想の芸術という価値観を持っており、ギリシア音楽は感情表現に優れた単旋律であったはずであるという前提で音楽の再構築を行いました。
これらから理想化されたギリシア像になったと推測されているようです。

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