
楽譜の読譜力には国語の読解力に関連し、その読譜力が読解力の向上につながると推測しています。読譜力と読解力を記号から情景や場面を立ち上げる能力として捉えることは、理にかなった発想であると考えます。両者はまったく別の能力に見えて、共通構造を持っていると思います。
読譜は音符・音楽記号から音・リズム、意味を考え理解し、そして音楽的イメージをします。読解は文字・語彙から文脈、意味を考え理解し、そして物語的イメージをします。
どちらも記号から意味を理解・把握して、イメージを創り出すという変換を行っていると考えます。つまり、記号を意味に変換するプロセスを行っています。









