
20世紀音楽では確率論が作曲に活かされたとこともあるようです。即興演奏の無作為性・不規則性を数学的に処理することで新しい美の創造を試みます。偶然性と美の関係に応用できると想像します。
音楽は秩序と自由の均衡と調和で成立していると思います。そこに数学的なことは秩序の面で協力できると考えます。音楽は数学の事柄を枠組みや厳格さとして活用し、それを踏まえて感性や感覚を解き放ち、美の自由と調和を実践できると推測します。
音楽にとって、数学は美を支える構造を理解するために活用する分野と考えることもできます。数学で音楽分野と共通することを音楽的に応用し、論理と感性の調和を探求して、体験的に感性的に数学を音楽へ翻訳することで可能になると思います。
音楽家が数学を学ぶときは数学を音楽化することが重要であると思います。数式など数学として修得するのではなく、音、リズム、構造として体感して、美の探究に役立てることは興味深いと考えます。









