国語教育では、文学作品や評論文を通して、曖昧さや暗示などの抽象的な意味合いを読む練習ができます。ですので、抽象的概念への理解力が育まれます。こうした読解力があると、外国語の微妙な表現も理解しやすくなると考えます。国語を体系的に、システム的に学ぶことで、言語意識が向上され、語彙、文章、表現を的確に言語として捉える感覚が養われると考えます。文法概念の時制、態、格などに鋭敏になり、外国語の文法のルールも納得し、把握しやすくなると思われます。