国語力2

母国語の文法構造や語彙力がしっかりしている人は、外国語でも同様の構造を把握しやすいと考えられています。それに対して、母国語で文法的な感覚が曖昧なままでは、外国語の習得も表面的な暗記にとどまりがちであると思います。ですので、外国語は母国語を写す鏡と考えることが良いのではないかと考えます。国語は簡単だから熱心に学ばなくてもいい、そのように簡単と思うのは、真剣になって学習する機会が不足していることが要因かもしれません。日常的な使用をすることと体系的な学習をすることの相違に気づいていないからかもしれないと想像します。「使っている」と「できる」は同じとは限らないと考えます。

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