フィレンツェ派のオペラやモンテヴェルディの初期のオペラによって確立されていたテノールの地位を崩壊させたのはローマ派オペラでした。エミリオ・デ・カヴァリエリの「魂と肉体の劇」では、テノールは準主役でありましたが、ヴィルトゥオーゾ的な部分は無く、声域の点ではバリトン的でした。また、ドメニコマッツッキの「アドニスの鎖」では主役と恋人役は急速に台頭してきた自然のファルセット歌手のカストラートのソプラノ歌手やコントラルト歌手に割り振られました。彼ら、カストラートはどんどんと認められていくのです。
それでは、また次回😉🌟
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テノールの歴史9

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