ミニ音楽史40!!!

ピアノにおいて、リスト(1811~1886)の存在も忘れてはならないでしょう。
リストはハンガリーに生まれ、ウィーンでツェルニーに師事し、演奏家として1824年からはじめ、ヴィルトゥオーソの第一人者でありました。彼はピアノの楽器としての表現機能を極限にまで拡大し、ピアノという楽器をオーケストラに匹敵するものにしました。そして、ピアノの演奏技巧を限界までに拡大することにより、ピアノで描くロマンティズムあふれる抒情性豊かな感性の音詩を実現しました。リストは現在のようなピアノ・リサイタルの形式で演奏会を開いた最初の人物であり、その形式を定着させ、それまで添えもの的な存在だったピアニストの地位を引き上げ、ピアノ演奏というジャンルを確立しました。また、彼が立証した多くのピアノの演奏法を世界各国の弟子に伝え、ピアノ音楽の確かな基盤を作り上げることに貢献しました。

それではまた次回😉🌟

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