試験の面白さ!!!!

私は時々、試験とは面白いものだなと思います。なぜなら、どのように試験を勝ち抜けるかの戦略を練ることが社会の生き抜き方に役立つかもしれないと思うからです。
特に、私は大学入試の受験に関わることがあるので、最近の大学入試は多彩だなと興味深く思っています。なぜなら、今は一般入試、公募推薦入試、自己推薦入試、AO入試などがあり、またその中身も様々です。
私は非常に良い傾向だと感じています。なぜなら、多角的な視点から評価を受けることができるし、自分に最も有利な条件で勝負する選択が要求さているからです。
例えば、公募推薦入試は高校3年間の成績が条件になります。つまり、持続的に好成績を収めることが条件になります。また、物事を高いレベルで持続できる人物と評価されなければなりません。この性質は社会に出てから大いに役立ちます。なぜなら、常に良い結果をもたらすことができる人材は社会に必要不可欠です。また、試験内容も専門分野に特化していて、即戦力としての研究者を募集しているように私は思うのです。
一般入試においても、様々なスタイルがあり、いかに自分に有利な条件で勝負をするか、もしくは、有利な条件を作り出すかということが必要とされています。
ただ、推薦試験で合格すると入学するまでに学力が低下して、大学に入学してから困るという類のことを時々耳にすることがあります。試験の受験の選択はその人物の自由ではありますが、私はこの意見には理解に苦しみます。
なぜなら、私は上記のような意見を述べる人物は大学という機関を理解してないと感じます。また、そのような人物は考え方に偏りがあるために正確な情報を得られないので、思考力の視野が狭く、物事の理解能力が大変乏しくなります。また、知識や教養が得ることができないので、物事の本質を見抜く能力を失うと私は考えます。
大学は専門分野の研究機関なので高校で学んでいる勉学とは異質になるわけです。つまり専門分野の視点・新たな視点から様々なことを探究することが要求されます。高校で学んだ勉学が直接的に大学での学問に役立つかはその人次第であるとは思うのですが、私は直接的に役立つものというよりは、物事を考えるときの間接的なヒントになりうるものと考えています。強いて言えば、直接的に役立つのは母国語・外国語による文章作成・構成能力です。
また、大学に進学を望んでいる人物は学問をするために大学に入学するので、常に専門分野の学問を考えています。それに入学するまで時間的余裕ができれば、大いに専門分野のことを追究できます。
社会には様々なルール、条件、状況などがあり、それらのことを十分に理解して、そして、自分の持っている知識・教養、能力、条件、状況などを駆使して、いかに自分の個性を活かし、自分の立場を優位にして、物事を進めていくかが社会では要求されています。
大学入試以外の様々な試験でも、それらの試験の発足の理由、試験の目的などを理解したうえで、戦略・戦術を組み立てることが肝要です。
様々な試験はその人の戦略・戦術の能力を研ぎ澄ます良い機会なのです。

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