ミニ音楽史15!!!!

さあ、古典派音楽の時代へ行きましょう!!

古典派への移行時期に注目すげき作曲家はオーストリアのグルック(1714-1787)です。彼は歌劇の改革を進めました。そのころ歌劇があまりにも快楽主義的になってしまい、歌手の美しい歌声と技巧を誇示するだけのものとなり、歌劇本来の性格を失いつつありました。つまり音楽家や聴衆たちのやりたいこと・聞きたいことだけが歌劇に盛り込まれ、歌劇本来の演劇性や劇的な表現が崩壊しつつあったのです。
グルックは、台本の言葉を生かし、それに的確な音楽をつけ、また序曲は歌劇全体の劇的な内容と結び付け、レチタティーボとアリアの差をなくすことを行い、歌劇本来の姿にとり戻そうとしたのです。つまり、崩壊しつつあった歌劇の形式美を新しい息吹をいれつつ、取り戻したのです。
グルックの歌劇の中で“オルフェオとエウリディーチェ”がよく知られています。

古典派時代の移行時期にこのような活動があり、モーツァルトなどの作曲家につながっていくのですね。続きはまた次回、ciao ciao😃👋!!!!

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