前回までに超一流のピアニスト、指揮者、声楽教師と3つの側面を紹介しました。
今回は、語学教師という一面を紹介します。
声楽の伴奏をするにあたり、語学が堪能であるというのは常識中の常識です。
それでは、どの言語をマスターすればいいかなのですが、イタリア語は当然です。なぜなら声楽作品の90%はイタリア声楽作品だからです。その他に英語、フランス語、ドイツ語と少なくとも4か国語は知らなくてはなりません。
そして、歌手たちにこれらの言語の発声法・発音法、音楽的な見地からの発音法・発声法、声楽テクニックの見地からの発音法・発声法、言語の解釈法等を指導しなくてはなりません。
この言語の指導は生半可な知識でしてはなりません。なぜなら、この語学の発音法・発声法こそがイタリアのベル・カント唱法の核だからです。
このようにそれぞれの分野のプロ以上の実力と知識・教養があることが条件ということが分かります。
声楽の伴奏は本当に至難の業ということが分かります。
Bravi Maestri Sostenitori !!😃😉😊😉!!