歌の練習の仕方と指導の仕方!!!!

今日は声楽の練習方法・指導方法について考えていきたいと思います。
声楽では、発声法、呼吸法、発音法、音・旋律の捉え方、和音を感じて歌う方法など考えることが山積しているように思います。
ここでは実際に音を付けて歌うところから考えてみます。
歌詞の音読練習です。これはただ声に出して読むのではなくて、特に文節の区切り方について行う練習です。これをしっかりすると感情ののった歌い方ができますね。
これと同時に行っていくのは、もとろん歌なので音を付けての練習です。
まず始めは、旋律を弾きながらイタリア音名(ド・レ・ミ…)で歌います。これはしっかりと自分の中で音を認識するためと言葉の母音練習のために行います。
次に歌詞をつけてゆっくりと旋律を歌っていきます。このとき、言葉の発音法・発音と音の関係を考えながら行います。つまり、どのようにしてたら言葉が自然に音にのっていくかを考え、身に着けていきます。
その後に、和音による旋律歌唱です。このとき音名・歌詞の両方で練習を行います。これは、その声楽曲がどのような和音で構成され、和音進行をしているのか感じながら練習していきます。
そして、簡易伴奏による歌唱練習です。つまりピアノで右手は旋律を弾き、左手で伴奏をしながら歌唱練習を行います。ここでの目的は、伴奏に・音楽にスムーズにのって歌うことです。右手の旋律弾きの助けをかりながら。
最後に、完全な伴奏で歌唱します。もうこの時には全てが整っていると思います。

このように声楽の音を付けて練習を行っていくだけでも、沢山することがあると感じますね。
いかにこれらのことをコンパクトに効率よく指導していくかを考えています。そのほかにも発声法、発音法などもしなくてはなりませんね。
よく音楽の中で一番難しいのは声楽と言われているのが、指導してみて最近しみじみと感じます。
自分では非常に容易いことのように感じて、いつも行っているのですが…。
まあ、日々研鑽ですね。

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